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KANO 1931海の向こうの甲子園のとものレビュー・感想・評価

KANO 1931海の向こうの甲子園(2014年製作の映画)
4.2
"民族の違いなんて関係ない。この子たちはみんな野球の大好きな球児です"

1931年日本統治時代の台湾。それまで一度も勝利したことのなかった嘉義農林学校野球部はスパルタ監督赴任に伴い、驚きの成長を見せる。彼らは台湾大会で優勝した一校のみに許される本土での甲子園大会出場、そして甲子園優勝を目指す…

イチローが智辯和歌山を指導したというニュースで高校野球を観たくなって。イチローが我が故郷和歌山の土を踏んでくれるとは😂

史上唯一の中京商夏三連覇の世代の話でした。この当時の野球事情は詳しくなかったんですが、外地からも出場してたんですね。当時の甲子園のフェンスまでの距離が世界最長だったなど、いろいろ勉強になりました⚾

それまでの台湾代表校は日本人のみで構成された学校だったのに対し、嘉農は日本人・漢人・高砂族の三民族で構成。初めは差別的な目を向けられながらも、実力と溌剌としたプレーで徐々に観客を魅了していく姿にとても感動しました。そして試合展開がアツいです。花巻東時代の菊池雄星を思い出しちゃいました😢

野球経験を重視したキャスティングをしたそうで、見応えある試合に。野球映画に有りがちなヘナチョコスイングしてなくてホントによかった笑

やっぱり野球は面白いですね。
来年の甲子園早くみたいです。
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