マダム・イン・ニューヨークの若ハゲのネタバレレビュー・内容・結末

家族に英語を話せないことを馬鹿にされ、姪の結婚式のために行ったNYでも恥をかいた主人公シャシが、英会話学校に通い始めたことをきっかけに自分らしさや自尊心を取り戻す様子を描くインド映画。

古風な家庭で育ち、今の家族以外での繋がりが乏しい環境で生活していたシャシにとって、英会話学校仲間との絆や新しいことを学ぶ楽しさが本人の中でどんどん大きくなる様子が非常に微笑ましかったです。大人になってからでも、親になってからでも好きなことに挑戦していいんだと勇気づけられました。
インド映画には慣れてないですが、挿入歌も意外とポップス寄りで良かったです(2曲目がお気に入り)。

正直サティシュは良き夫としては描かれていないので、ローランになびいてもおかしくないのでは？と少し思いましたが、やはり伝統的な考え方が強そうなインドの映画らしくそうはならなかったですね。ローランちょっと報われて欲しかったな。