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ミラクル・ニール!のLEOのレビュー・感想・評価

ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)
2.4
地球人の無能さに呆れ地球を消滅させようと計画する「評議会」のエイリアンたち。
しかし銀河法の規定により1度は様子を見ようと適当に1人の地球人を選んで全能の力を与え、行動を監視することを決める。
それに選ばれた二ールは全能の能力に気付き、隣人キャサリンを振り向かせるためにろくでもないことにばかりに能力を使いだし、逆にキャサリンに嫌われしまう。
心を入れ替えたニールは善行に力を使おうとするが、使い方が悪いために全て裏目に出てしまい、ニールは自分に辟易してテムズ川に飛び込んで死のうするが、愛犬デニスに諭され力をデニスに渡すことに。
そしてデニスが最後に選んだ選択は…という話。

よくある「もし全能の力を手に入れたら…」というコメディで、『素晴らしき哉、人生!』の超劣化版ストーリーって感じ?
本作を観て「欧米のコメディって、やっぱ難しいなぁ」って思っちゃいました。

正直自分は欧米コメディは嫌いではないというか、むしろ好きな方だと思うんです。
モンティ・パイソンとかも大好き。
でも、苦手なパターンがあって、それが本作のような感じ。
「間が悪い」「しつこい」「ナチュラルじゃない(=作為的)」「ただバカやってるだけ」「ギャグが小学生男子並みの下品さ」

モンティ・パイソンのメンバーが監督だから観たんだけどなぁ。
サイモン・ペッグが主役なのに残念だなぁ。
あまりに作為的でしつこくて笑うに笑えない。

あのロビン・ウィリアムズがデニスの声で出演してるが、これが遺作になってしまったというのが何とも…。
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