なんかさ、あざといんだよね。狙いがさ。
被り物をだよ、マイケル・ファスベンダー君が被ってるっていう設定を前面に押し出してさ、ドヤ？オモロイやろ？みたいな感じがさ、癪に障るっていうか、そもそもね…(割愛
あぁ良かったよ。コメディかと思わせて意外にシリアスだったっていう。全然ほのぼの話じゃねーじゃねーか。
しかしファスベンダー君は本当に何やらせてもいいね。
ある種のカリスマ性を持つフランクと、それに惹かれるジョンと、自分達の事もフランクの事も客観的に理解しているクララという三者。
それぞれの思惑はバラバラで、でもどれもそれなりに真っ当で、だからこそ噛み合わない。
所謂オフビートとも言えそうなその展開がなんとなく切ない予想外。
フランクの歌をバックに最後のライブハウスのカウンターを2度映すとことか割と好き。
ジーナ・カラーノちゃんの太ももで窒息寸前のファスベンダー君とはまた違った魅力が垣間見える面白い作品だったと思いますよええ。
