夏の大阪、ストリップ小屋を中心とした裏町風情が楽しめる。引退興行を行う一条さゆりを実録風に描うが、主役は新人ストリッパー役の伊佐山ひろこ(当時20歳)。最後に若き日の中田カウス・ボタンが顔を見せる。…
>>続きを読む後年の”神代節”が苦手な身からすると、これぐらいの匙加減だと非常に見易くて面白い。
同じ境遇からストリッパーに進んだ同士ながら、TV出演もして慈善活動も行う一条さゆりに対し、獰猛な獣のように挑んで…
悪態をつきながらも、スターである一条さゆりに憧れ、タフに生きるストリッパーと、一条さゆり本人を対比しつつ、その両方ともを魅力的に撮っている。一条さゆりの人となりは全く知らないが、当時の、どうにもなら…
>>続きを読むタイトルは一条さゆりだけどあんまり一条さゆり出てない。
内容はもう「イヴの総て」みたいなもん、
主人公は泥臭くてスーパー懲りない憎らし女、
時代を感じます。
とにかく懲りない具合が圧倒的。
憎ま…
“映画における回転式ベッドと鏡貼りのラブホの一室が孕む無限のアングルとその回転運動がもたらす感情の増幅について”は余裕で1時間語れるし、淀屋橋のホームの階段を駆け上がり放尿するくだりがまさかあんな形…
>>続きを読む今年の目標は日本ヌーヴェルヴァーグを齧ることなのですが、神代監督のおかげですぐに達成できそうな気もしますもう既に
この作品を通じて何を思うかというと「抗う」という精神
一条さゆり本人はこの時引退し…
上戸彩主演・昼顔のお言葉を借りると、「女は自分ができなかったことをやった女が一番嫌いなんだよ」。
一条さゆりに嫉妬する伊佐山ひろ子もそう。
公然猥褻罪に抗うストリッパーは、お上に逆らわず平穏な生…
日活株式会社