舞台は四畳半と狭いけれど、その中で大正時代を浮かび上がらせていく演出が圧巻。そして男女はひたすらエロいことをやりたいのに、時代はそんなことを許してはくれずただ翻弄されるのみ。それを悲劇と喜劇をない交…
>>続きを読む大島渚監督が「愛のコリーダ」制作のために参考にしたという。
大正時代の米騒動やシベリア出兵などを絡めて世情の不安定を描きつつ、男と女のあれこれを見せつける。
宮下順子の艶っぽい演技、山谷初男の命を賭…
1973年製作公開。原作永井荷風。脚色監督神代辰巳。1974年の春公開された『卑弥呼』の伴映としてATG系の劇場で観た記録がある。春休みに川崎駅ビル文化まで出掛けたのでした。この番組の組み合わせって…
>>続きを読む成人映画、ピンク映画、ポルノとバラバラに呼んばれていたジャンルを日活が自社ブランドで日活ロマンポルノと呼び始めた初期作品だったと思う
神代辰巳監督の名とともに印象的だったのは確か
あの頃は一目を気…
絵沢萠子と芹明日香のコンビがなかなか良い。
気怠い明日香に対して、チャキチャキ系の萌子姉さんが指導していくシーンが笑えます。
宮下順子が女郎小屋の女将になった途端、色っぽさが増しますね。
お座敷…
男の顔は金。
売春芸子小屋に来る男どもと芸子の話
メインはとにかくセックスしておしゃべりしてるだけ。
全小話が笑える。
マンコから吹き戻し練習したり、
首吊りはヤバイらしいって吊らせたり、
…
「時間がないんだよ」がおかしくてしょうがない。帝国軍人たる者が、芸者とマラソンとは何事か!
白眉はもちろん酷すぎる人力車並走シーンなのだろうが、首吊りの後戻りできない感じもやばい。そしてあまりに唐…
巨匠神代辰巳の日活ロマンポルノの名作。
人間の欲望の一つである性欲と戦争という人間の欲がカットバックされていく。神代監督は、この二つの欲を的確に捉えている。
こんな映画を撮れる監督はもういないんだ…
日活株式会社