【愛にコリータ】
大島渚の『愛コリーダ』ほどハードコアなSEX描写はないが、やはりアンモラルな性関係が延々と綴られていく神代辰巳の代表作。日活ロマンポルノ。
個人的には本作より先に観た続編『しのび肌』の方がインパクトあったが、こっちもこっちで相当カオス+クレイジーな世界観ではある。退廃的なSEXだらけでエロいというよりはおぞましい。
大正時代に於ける混沌としたグチャドロ感が良く出ており、綺麗事が一切排除されている。ストーリー性はほぼ無いに等しい。【男と女の焼き肉のタレ】。やはりこのキャッチコピーに尽きます。