四畳半襖の裏張りに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『四畳半襖の裏張り』に投稿された感想・評価

西東京

西東京の感想・評価

4.5
ラスト10分、上下の対照的な2組とランニングの入れ替わり。そしてあのラスト。凄まじい。『黒薔薇昇天』『赤線玉の井 ぬけられます』『恋人たちは濡れた』に次いでまた首吊りが登場。
人力車。
寝転がって、孫の手で障子を閉じる動きが素晴らしかった。

傑作。泣いた。
群像劇的で芸者と客との世界を客観的に観察するような視点で撮った映画。
狭い世界であるものの、日露戦争や米騒動といった外の世界と交錯し翻弄されるという。
夜の人力車の追いかけっこのシー…

>>続きを読む
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1970年代映画:小説実写映画化:日活ロマンポルノ〗
1973年製作で、永井荷風の小説『四畳半襖の下張』を原作にした日活ロマンポルノらしい⁉️
なんか…すごい作品でした😅

2022年591本目
 大正を駆け抜ける芸者達を捉えたエモーショナルな一作。修行の様子とか花芸とかも面白い。芸者も軍人も鳩に鬱憤をぶつけるのも良い。
22-41
U-NEXT
ワイズ出版の「女優芹明香伝説」で、芹明香が「ふたつの話が噛み合っていくうち、時代背景がグワーッと浮かび上がってくるし、すごいなあと思った」と語っていて、まさにそんな映画。
FODで観賞後、「この映画を観たあなたにオススメ」で四畳半神話大系が出てきたんだけどそういう事じゃない気がする。間取りで映画選んでないよ。でもオススメしてくれてありがとう。
Scratchy

Scratchyの感想・評価

5.0

芸者たちの心得を宮川順子の「顔がいい男は誠がないような気がしてねえ」というせりふや、絵沢萠子が話す便所の飯粒をもったいないから食べるエピソードで紹介しながら、売れっ子の丘奈保美の外回り、芹明香の股に…

>>続きを読む
んぎ

んぎの感想・評価

-

鮮やかなアクションの連続に痺れる。カットが目まぐるしく移り変わり、禁欲的なまでに嫋やかなカメラがその一連をつぶさに捉え、たえず運動が起こりつづけていた。とくにラストの畳みかけが凄まじい。2対のアベッ…

>>続きを読む

いやあ、エロというより芸術的映画としてすごいな。テケテケテケ、、♪ってのがこびりつく。最初と最後が強烈な印象。
よく見たら、大正時代のいろんな歴史的出来事が登場する。ロシア革命やら米騒動やら、関東大…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事