大正の芸者遊びと時代性を描く。永井荷風原作。
フィルム撮影による画の質感がロマンポルノを観ている、という感じがして良い。
芸者小屋?に集う者達を可笑しくも真面目に描いていて、人々が生きている感じ…
時は大正、動乱の時。
ヒロインの芸者とお客が初回からしっぽりはまる姿を湿度高く描写しつつ、他の芸者界隈の話しを挿入し、それらが次第に集束する味な展開を大正ロマンの香り高く美しい映像で見る者を唸らせる…
仕事終わりで翌日休みの日に見る日活ロマンポルノは最高だぜ~~~~!!!!
やっぱり洋物より国産よ
舞台は大正時代の花街…もう芸者さん天晴れすぎる
卵を入れる芸は知ってたけど笛とか小銭とかさあ…ま…
姐さん芸者絵沢萠子の言うことをイヤイヤきく新米芸者芹明香、悪趣味織田俊彦に首を吊らされる山谷初男、別れを惜しむがいつも時間がない粟津號と丘ナオミ、、などギュッと詰め込まれたサイドストーリーが面白いの…
>>続きを読む予想外に面白かった。人を突くやら首を吊るやら無鉄砲に突き進むやら、国が行うきな臭い動きや社会の蛮行のセピアのカットバックと、いろいろな情事エピソードが意外と絡んでいたり。
その他もなにかと斬新な演出…
日活株式会社