片腕ファルコン

アンブリンの片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

アンブリン(1968年製作の映画)
2.8
当時二十歳そこらのスティーヴン・スピルバーグが『激突』より前に撮っていた25分の短編。一応監督デビュー作。
ご丁寧にセリフはなく、のどかなBGMのみでやりきってます。

ストーリーはだだっ広い荒野に敷かれた一本道でひたすらヒッチハイクするヒッピーな男と同じく境遇の女が知り合って2人であの手この手を使いながらヒッチハイクしていって関係を徐々に縮めていくお話でございます。。

うーん、一応オチ的な事は用意してあるのですが『激突』『ジョーズ』のようなスリリングもなけりゃ『E.T.』のようなファンタジーさもありません!!衝撃度で言えば、マーティン・スコセッシ監督の短編『ザ・ビッグ・シェイブ』の方が断然上ですね。

ただ、カメラワークとかカット割なんかは既にプロ級なセンスが光ってて興味深い所です!実際のこの作品が評価されてユニバーサルと7年契約できる事になったらしい。アメリカンドリーム!

https://www.youtube.com/watch?v=6490M2uzzeg