2021年300本目。
未DVD化のアダムス・ファミリー第3弾。
企画中にゴメズ役のラウル・ジュリアが死去したため製作が中止されたが、テレビ映画としてゴメズ役をティム・カリー、モーティシア役をダリル・ハンナが演じ復活したのが今作(ただし映画版のハンド役とラーチ役は続投している)。
シリーズきっての人気キャラであるウェンズデーがクリスティナ・リッチから代わっているのは残念。
序盤ややCGのあらが気になったり予算的な雑さが目についたけど、見慣れてくると今回もアダムスファミリーらしいセリフの可笑しさや賑やかなドタバタ展開がやっぱり楽しい。
そして一番気になってた、ティム・カリーとダリル・ハンナがちゃんとゴメズとモーティシアでよかった。なんだったらこっちの方が好きまである。
アダムスファミリーの祖父母が罹患する、普通の行動をとって踊りを踊ってしまう奇病「ワルツハイマー」が、「悪ツハイマー」かと思ってたけど、踊るから「ワルツ ハイマー」なのね。
シャイニングのあのシーンのパロディあった。
嫁が姑をいびるのがアダムスファミリーの伝統。
精神科医は呪術師。
文明的に暴力で解決。
「敗者にムチ打つか」
「それはあとだ」
「死者は出ても迷子は出ないわ」
「水曜(ウェンズデー)は電話するな」
「ウェンズデーは父から運動神経を受け継いで、僕(パグズリー)は巨大結腸を」
ゴメズとモーティシアが逮捕されて、アダムスファミリーがバラバラになった時に、ゴメズが牢屋で家族を、解剖された手足に例えて生きていけないと言ったのがアダムスファミリーっぽくて好き。
渋谷TSUTAYAでレンタルできるの地方民には羨ましすぎる。
2021-300/字幕