コメディ映画をあまり観ないので、これは強烈だった。ブラックユーモア。風刺効きすぎ効かせすぎ。かつ、1分に1笑い入れてくるレベル。
難しい顔してヒューマン映画やクライム映画ばっか見てる私には新鮮でした。映画は娯楽。そうだね、娯楽、娯楽。
つう、娯楽映画。どうぞ笑って?と
しょっぱなの「母は出産と同時に命を落とし…」のくだりの映像で吹いた。そのレベルの笑いを連発してくる。笑えないネタもたくさんぶっこんでくる。当然レイシズムにセクシャル系も盛り沢山。でもここまでやられると痛快だな。細かすぎて拾えない。クロックスのネタもひどいけど的を得ててうなずくばかり。有名俳優本人役で出てました? あれ本人?と、スピーディーな展開とちょうどいい尺で、あっという間に終わります。楽曲もしっかりかっこいいあの曲をパロディしていて、よいよい。
オチもいい。世界が平和になりそうなオチ。
一周まわって、とても平和な映画だった。