ピンフまんがん

ペンチャー・ワゴンのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

ペンチャー・ワゴン(1969年製作の映画)
2.9
西部劇のミュージカルって、考えようによっては貴重でレアともいうか、リーマーヴィンやイーストウッドが歌っているのも割と貴重。そして時期的にミュージカルブームが完全に下火になったころに公開されたのもあって評価も興行も散々だったとか。イーストウッドが監督業をやろうと決めたきっかけにもなったらしい。女性蔑視の表現も豪快で今の道徳観ではなかなかキツイ表現が満載だったので、イーストウッドのその後のロマンス系の下地が出来たのもこういう流れの背景もあったのだろうか?よく考えたら「許されざる者」でも参考にされていたのではないかと思う。前半はわりとダレることなかったが第三者が多勢に出てからは変わってきます。終盤はドリフのコント見たいなセットになっていきます。でもよく考えたら印象は薄かった。
「勝手にしやがれ」のジーン・セバーグがあんな役やっていたのもなにげに驚いた。