殺人カメラの作品情報・感想・評価

『殺人カメラ』に投稿された感想・評価

どくさいスイッチでありデスノートであり、資本主義の断罪や信仰心で上塗りしてもロッセリーニのアメリカ嫌いが露骨に出てる。

とにかくずっと漂ってる異様さが良くて、パレードの野次馬から突如1人の老人へ…

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面白い。ドラえもんみたいな話だなと思ってたら、本当にカトリック版ドラえもん、もしくは星新一みたいな話。紙芝居的な冒頭の入りなんやねん思ってたけど、神お手製の寓話ってことかな。ひたすらにステレオタイプ…

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プリパラ経由でタイトルだけ知ったままだった映画。
舞台となる箱庭作りから始まる奇怪な演出。箱庭の内に映されるのは、身勝手で俗人だらけの人間達、有力者、貧民。
そんな世界に住み、聖人アンドレアを祀る祭…

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ジョウ

ジョウの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ロベルトロッセリーニによるブラックコメディ
こんなジャンルを撮っていたことに驚く。
高低差を貧富の差として映す演出など巧い手腕もチラホラ見られる。
イタリアは結構なコメディ産出国なんだと改めて感じた。
vodka

vodkaの感想・評価

4.0
ゴダールの有名な言葉「映画は1秒間に24回の真実、あるいは死」「映画では、人は二度死ぬ事も出来る」、、、ひとつの死が映画によって複数の死を生きはじめる(?)
Soju

Sojuの感想・評価

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2023.0727
シネマヴェーラ渋谷で
「無防備都市」からロッセリーニにハマりはじめたので、タイトルに目を惹かれて鑑賞。

主人公が坂を勢いよく駆け降りたり、少年たちが美女見たさに、壁を登ってイタ…

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ICHI

ICHIの感想・評価

3.5
物語としては「世にも奇妙な物語」とか「笑うセールスマン」的な感じでそこに社会風刺が混ざる手法は時代的な古さを感じるが、人物が多彩で重層的だし、階段を効果的に使った上下の構造も素晴らしい。

手で置いてく紙人形と紙家とナレーションが虚構性を強調する一方、聖人(悪魔?)のジジイを撮る時の群衆の中をズームで映すカメラは真実性を晒す。『自転車泥棒』の喜劇的再演?SNS的キャンセルを皮肉するよう…

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写真は、生きた人間を永遠の死の空間に閉じ込めている。では、逆を考えてみよう。写真を元の生きた人間に現像する、それが殺人カメラである。
すずす

すずすの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

世界遺産の街アマルフィーで撮影された、世にも奇妙なファンタジー。

以下は物語。

海に面した断崖絶壁の街アマルフィー。金持ちは上に、貧乏人は下に住む急坂の町。

写真館の経営者セレスティーノの店に…

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