「人物が映った写真をさらにカメラで撮ると、その人物が写真のポーズのとおりに死ぬ」という設定に何か意味を見出したくなるのは、特に意味が無ければ面白くないからかもしれない。
ビーチへ向かうアメリカ人を街…
このコメディが『神の道化師 フランチェスコ』と『ヨーロッパ一九五一年』の間に撮られたと知れば、何やら慄きを禁じえません。
ロベルト・ロッセリーニ
『殺人カメラ』
ついに観た❗️
今はただ生きてい…
物語であることを前面に出した寓話の形式を採る。ある人物の写真を写真に撮ることによって、その人を殺すことができる能力を授かった下町の写真家は、「正義」の名の下に粛清を繰り返す。「正義」と信じていながら…
>>続きを読むロッセリーニ版のデスノートだ。
このタイトルでコメディっていうのも驚いた。
腕を上げたまま死んだ死人を入れるための特別仕様の棺桶はめちゃくちゃ笑いました。
昔はカメラに撮られると魂を抜かれると思われ…
このレビューはネタバレを含みます
カメラで撮った者を殺せるという、悪魔にもらった力を善用しようとする紳士の話。何が善で何が悪か。
まるでデスノートの元祖のような話。
何度も階段が登場するこの舞台は、まさに当時のヒエラルキーを具現…