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殺人カメラのdoremifaのレビュー・感想・評価

殺人カメラ(1952年製作の映画)
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面白い。ドラえもんみたいな話だなと思ってたら、本当にカトリック版ドラえもん、もしくは星新一みたいな話。紙芝居的な冒頭の入りなんやねん思ってたけど、神お手製の寓話ってことかな。ひたすらにステレオタイプな強欲な金持ち、盗みを働く貧乏人に行き過ぎた正義感の主人公。バランサーとしての医者と司祭。高低差で別れる貧富の差。最後に教訓全部言うのは神だから。

写真のポーズのまま死ぬってのでコメディ感を出してる。ファシスト式敬礼のポーズで死んだ警官を特注の棺桶に入れてるのは笑った。ってかここでコメディなんやなと気づく。悪魔も査定やらなんやらで大変なんだね。妙に聞き分けいいし。
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