酢

殺人カメラの酢のレビュー・感想・評価

殺人カメラ(1952年製作の映画)
3.3
溢れる藤子F不二雄のSF短編み。
主人公がちゃかちゃか動きまくって殺しまくるスピード感がいかにもコメディっぽい。冒頭の舞台説明からして「寓話として見てね」ってことなんだろうけど、とにかく振り切ってる。普通に笑えます。まあそのくせ、随所で高度な演出意図がありそうだったりもするが。階段の登り下りは経済格差だとして、宿を求めて彷徨いまくるアメリカ人、破局するロミオとジュリエット、悪魔の改心はなんなんだろう。誰か解説してくれ。
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