短文感想 60点
お久しぶりです。忙しすぎて全然映画を見れないという事態笑 少しずつペースを取り戻していきたいです。
さて、今作ですが物騒なタイトルにしては中身は最早コメディみたいな仕上がり。写真を撮られたら静止して死亡するって。演出的には固まればいいだけですからなんとコスパの良い。。笑 よく見たら息とかしてますからね笑 なかなかの素っ頓狂な映画ですが割と楽しめて見れましたね。

• #100分以下

ロベルト製デスノート。
悪魔から撮られたら死んでしまう
カメラを貰った主人公🌸

ブラックコメディめちゃ面白い！！！
とにかく時代らしいとゆうか
ちょこまか走っては
おじさん使命をまっとうとゆうか
カメラで殺す！！！
ほのぼのしててすき。
死に方が終始おもしろい。

後半で突如悪魔が現れるんだが
いきなりぼん！っと変身の
ただのおじいさんにツノ生えただけの
見た目の雑さは過去1番。
それに加えて今にも死にそうな
よぼよぼ具合の服装は原始人。

11万3000歳だっていいながら
なんか完全に悪魔人生疲れきってる。
もう今すぐ悪魔辞めたい具合
滲みでて一応、力あるよ？的な。

人間も悪魔も最後は同じなんか。
最終的に人間になるんだが
主人公が身内って説明するから！
の問いに父方がいいな..の
こだわりはめちゃ笑った。

バザンの映画本を読んだらフェリーニ、フェリーニ言う前にロッセリーニくらいちゃんと観た方が良い気がしてきたので『無防備都市』以外を観てみるプロジェクト、その１。

第１弾がまさかの『殺人カメラ』という選択。完全に順番間違えた感が･･･笑。「写真の写真を撮る」、というメタ行為をさらに映画に撮る、というメタ感にもびっくりだけど、「写真の写真を撮られた人は死んじゃう」という設定にもびっくり。しがないカメラマンが町の正義のために大奮闘。走る走る。もう走りっぱなし。これはまんま『デスノート』だよなあ、というのが素朴な感想です。（ゼロ年代のコンテンツ批評で『デスノート』を扱いつつ『殺人カメラ』に触れたようなものって、果たしてどれだけあったのだろう、などと余計なことを考えつつ。）

そして悪を倒すために町中を疾走しつつ、「先生は冗談ばかりで幸せな人ですねえ、こちとら悪人と戦っているんですよ」というカメラマンの男に先生が一言、「お前は幸せだなあ、善と悪の区別がついて」に誠に素朴ながらビシッと痺れました。そして唐突に、町のメインストリートを水着で横断するアメリカ人のブロンド美女のショットが異様で美しかったです。教科書的な「確認」を別とすればまあ、そのくらい。必見ではない。