とあるファッション雑誌の専属モデルを決めるオーディションのはずが、編集長と編集部はとんでもなく悪いやつらだし、人を人とも思わぬような計画が進行していたのだった…というお話
しかし登場人物たちは専属モデルどころか街角スナップのような方々が稚拙な演技と幼稚なシナリオを見せながら右往左往する姿に怒りを覚えるか微笑ましく映るか果たしてどちらでしょう
とはいえ無茶で苦茶なシナリオには違いないのですが、そのシナリオ自体は成層圏を軽く飛び越えるほど飛びぬけておりますし、そのための手法も常人では思いもつかぬ方法を採用しておりますので、むしろその想像力には脱帽してもおかしくありません
まあつまらないことはつまらないのですが、なんか憎めない作品であることは間違いありませんでした
