パン

ゲッタウェイのパンのレビュー・感想・評価

ゲッタウェイ(1972年製作の映画)
3.8
これ7年くらい前に観たけど断片的にしか内容覚えてないかも。  
冒頭、強盗で服役してるマックイーン。超ハンサム。  
外で待っててくれる美人奥さん。

なんだかんだで釈放される。
「あそこは辛い。人が変わっちまう。」と語るマックイーン。
奥さん役のアリ・マッグローがマジで良い女すぎる。

こんな良い人いるならさっさと犯罪から足を洗えよって思ったけど、出所してからもノリノリで銀行強盗しちゃうマックイーン。 
まあ奥さんも楽しそうに強盗に参加してたし別に良いのか(?) 

そしてこの夫婦は物語が進むにつれてどんどん内面的な酷さを露呈していくw 
時代性を考慮すれば仕方ない部分もあるが、やっぱ男が女に手を出すシーンは見てて気分良いものではないな… 

強盗シーンはまんまGTAみたいな感じ。
そういや来年くらいにGTA6出るけどどんな内容になるんだろう…
正直不安しかないw

エルパソを目指して逃げるというのもどこか西部劇映画のようだった。
ゴミ収集車にゴミごと捨てられるシーンがトラウマになりそうなくらい怖い。 
あとなんと言ってもクライマックスのショットガンの銃声!
銃声が気持ちいい。

この手の映画にしては珍しく爽やかで後味の良い結末だったな。
故に芸術性が弱いようにも思った。

余談だがタイトルの"ゲッタウェイ"とは犯罪者が逃走することを意味する言葉だ。
ペキンパー監督って本当に多彩だなって思った1本。
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