このレビューはネタバレを含みます
ウルトラマンやエヴァンゲリオン界隈の監督や脚本だからか本作はもはやsfにおよんでしまっていてあの奇妙なラストはとある発端にしかすぎなかったのではないだろうか。主人公はそのご明智どころかすべての人間の…
>>続きを読む1920年代の東京。遊民宿の東栄館に住む郷田三郎(三上博史)は定職につかず退屈な日々を送っていたが、ある日、押し入れの中で天井板がはずれることを発見し、そこから屋根裏に上り、徘徊を始めた。
所々にあ…
実相寺監督の作品は円谷プロのものしか観たことがなく、今回はじめて劇場映画を観ることが出来ました。
スゴかったです!
とにかく演出センスがヤバい。
登場人物たちの狂気サイド(この映画にまともな人は一人…
天井裏から愛をこめて。
見事なり。
その一言に尽きますね。
嗜虐、窃視、淫靡、口陰、愛撫、恍惚、完熟。
江戸川乱歩御大のエロチックなイメージを見事なまでに再現した筆致は、さすが“映像の魔術師” 実…
生きる事に飽き退屈を持て余す男(三上博史)
ふとした事から下宿の屋根裏を徘徊し各部屋で繰り広げられる痴態、秘め事を覗き見る事に悦びを見いだす。
やがてそれだけで飽き足らず、恐るべき考え[完全殺人]…