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屋根裏の散歩者のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

屋根裏の散歩者(1992年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

ウルトラマンやエヴァンゲリオン界隈の監督や脚本だからか本作はもはやsfにおよんでしまっていてあの奇妙なラストはとある発端にしかすぎなかったのではないだろうか。主人公はそのご明智どころかすべての人間のまえから姿をけしたのではないだろうか。彼は屋根裏の街。そう現代つまり彼にとっての理想の未来われわれにとってはありふれた街snsサイバーvr界のありふれた住人になってしまったのではないだろうか。インターネット社会という覗きの為の屋根裏社会。以下そんな彼ののこしたであろう手記みたいなものをかいてみた。某月某日。最初は屋根裏の散歩者をきどってのぞきにせいをだしていたけれどある日ふと屋根裏の隅に外へのくぐり戸があることにきづいた。外にでてみるととなりの屋根裏がすぐそこにあった。でもあぶないのでその日はそのままひきかえした。あくる日玄関から裏にまわってあのくぐり戸のあるこの家屋の外壁あたりをみあげてみたがなにもなかった。あの日いらいのぞきはやめてしまいくぐり戸の外の街の散策の虜になっている。そうとなりの屋根裏からまたそのとなりの屋根裏づたいつぎつぎついに地上におりられそうな押し入れをみつけ地上の住人として地上におりたったのだ。郷田三郎。
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