OSHO

ピンクのカーテンのOSHOのレビュー・感想・評価

ピンクのカーテン(1982年製作の映画)
2.5
何が良いのか分からなかった。

私が子どものころは、街中に、にっかつロマンポルノ専用の映画館があった。
レンタルビデオが流行り、アダルトビテオの時代になって、
私が大人になるころには、気がつけば、にっかつロマンポルノ専用の映画館はなくなっていた。

過去のアカデミー賞やブルーリボン賞を調べたてたら、この『ピンクのカーテン』で主演の美保純さん、新人賞をとっていた。
にっかつロマンポルノでのメジャーの映画賞受賞はたぶん、この映画だけだし、
当時のにっかつロマンポルノ、人生で始めて鑑賞してみた。

美保純さん、当時21歳位、確かに当時のアイドル顔しているし、幼児体型なところも当時のアイドルっぽいし、あどけない喋り方、あどけない演技も当時のアイドルっぽい。

そのアイドルっぽい美保純さんが裸になり、胸を揉まれ、疑似とはいえセックスをしていたのだから、当時の男たちはそれなりに興奮したのでしょうね。

ただ、映画のなかでは1回の行為の時間は1分程。
それでお互い「最高だった」と褒め合うって何なの?

ストーリーはあってないようなものだし、
なんで賞、取ったのだろう…
というのが正直な感想です。

この映画が、にっかつロマンポルノのソフト路線の代表作らしいです。この映画が代表作なら、私は二度とにっかつロマンポルノのソフト路線映画を観ることはないです。

いや、別に、ハード路線は観てみたいと言っている訳でもないです。
OSHO

OSHO