若大将オーウェン

日の果ての若大将オーウェンのレビュー・感想・評価

日の果て(1954年製作の映画)
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題材が同じと言うこともあるだろうけど、野火に似てると思った

あと逃げた岡田英治演じる花田医師の処刑を命じられ、探しに行くと現地妻と暮らし、軍の価値観とは違う生き方をしているところなどは地獄の黙示録っぽい(こちらの方が先だけど)

鶴田浩二演じる宇治中尉をチエが殺害しようとする夜のシーンは名場面。緊張感ある演出が面白い

あとは戦争により基地の外になってしまったスミが銃を持つだけですごい緊張感 笑

部下の高城も良いキャラ。軍を盲信的に信じる若者キャラが出てくる戦争映画は面白い