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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版のcinemakinoriのレビュー・感想・評価

3.6


“運命に逆らえってな!”



File-6
【史上最恐の劇場版】



SFオカルトファンタジーの世界へようこそ!の超展開がヤバい。
前作からパラレルワールド要素をぶっ込んで来たお陰で、色々と謎が解き明かされていく本シリーズ根幹のストーリーがいよいよ大詰め!?

本作は工藤Dに完全フォーカス!
一人舞台と言って良いほどの暴れっぷり。
もうサイコパスな犯罪者レベルの暴走は誰も止められない。
そして、暴走工藤Dを止められない理由がちゃんと明かされていくのがミソ。
謎めいていた工藤Dの回顧録と共に、一大事になっている世界線をこうまでして結びつけて来たか〜と、感心してしまう脚本と演出。

これまでのアレやコレやが色々意味があった(恐らく後付けだろうけど)って言う回収劇編と言った具合。


劇場版というだけあって、予算増し増し?
VFX全開でスケールがエグいことにww
相変わらずあのニョロニョロトンネルの件はどチープを維持ってるのも◎
あそこだけはあのままのチープさを貫いて貰った方が唯一無二の個性として安心する。


それにしても工藤Dのあの狂暴性よ。
ちょっと只事じゃ済まされないレベルで、
「海外ならウケるだろ!」っておい!!

そんなツッコミどころも、意外とセンチに回収されつつある本シリーズ。
いよいよ途中離脱が出来なくなって来てしまい、このまま走破しなければという義務感と好奇心に完全支配されております。


今回、推しの市川ADの活躍があまり見れなかったのはちと残念だが、彼女が覚醒するのでは?という妙な期待感を抱きつつ、今後の展開が待ち遠しい限りですわ。



口裂け女→心霊→河童→トイレの花子さん→お岩さん→そして鬼。

さぁ、こーなったらエイリアンでも来やがれぇい!ってなもんよ。


【エイリアンvs 工藤D】

が観たいっす。
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