片腕ファルコン

ターニング・タイド 希望の海の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

3.2
名作・感動作とは言い難いですが、押し付けがましくなくて割と好きですコレ。

単独の世界一周ヨットレースに参戦中のフランソワ・クリュゼ(『最強のふたり』の車椅子の彼)のヨットに気づいたらモーリタニアというアフリカ大陸にある国の少年が乗っていた!!!
このままだとルール違反になる、どうしよ、どうしよ!な映画です。

もちろん最初はやっかい払いで海に捨てたろかともなりますが…少年がなぜヨットに乗り込んだのかなどの並々ならぬ思いなどを汲んで匿う事に。。
国籍や年齢が違えど男同士なら【エロス】という共通目的があればすぐ打ち解ける事ができるのですね!!【エロス】の偉大さを教えてくれる素晴らしい作品だと思います。(注意※実際には このシーンは一瞬です)

分かりづらいのは時間の経過が急で、テロップにて「あ、もう60日経ったのね」「もう80日!?」と気づかせてくれます。

あと、何ヶ月も海の上にいるのに、何かあると割とすぐ会いに行けちゃうイメージなんですが、ヨットレースってあんなものなんですかね。ずっと安全圏な海上を通ってるって事なんでしょう、きっと。。

ずっと海の上だし画ヅラはそんなに変わらないので淡々としてますが、爽やかな感動を味わいたい人にオススメかも。。