真田ピロシキ

ハミングバードの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

ハミングバード(2013年製作の映画)
2.8
ステイサム、こういう映画あったのという意外さはあったが求めていたものじゃなかった。冒頭でホームレス狩りから必死こいて逃げてるくらいで、ステイサ無双とは程遠い。あらすじを読むと街に潜むゴミを狩る処刑人になりそうな雰囲気だが、実際はギャングの走狗でそもそも逃亡兵。全体的に諦観がある。落伍者が一夏の間だけせめて人並みに過ごすのが修道女との交流。どちらも過去に傷を持つ者同士。膝にもたれかかる姿にタフガイマッチョさはない。