このレビューはネタバレを含みます
この日をどんだけ楽しみしていたか!!二章は評価が低いけど自分はかなり満足!!
自分はかなりアニメが好きでよく見るのだが魔法少女まどかマギカ、化物語、エヴァンゲリオンに並ぶに匹敵するペルソナ。これらをアニメーションと言って侮ってはいけない。これらの作品が大人にも人気があるのは壮大なテーマを抱えつつ根はとても人間らしい事が愛される理由であり共感を生むんだ。
ペルソナは人間誰しも抱えている二面性、善と悪、光と闇の部分を『ペルソナ』『シャドウ』という物に置き換えている。
楽しい感情だけで人は生きてけない。嫉妬、憎悪、後悔、そんな負の感情が渦巻いている。
第一章が『結城理』という人物像だとして二章は『葛藤』を描きたいんじゃないかって。特定された葛藤ではなくとても広い意味の葛藤。シャドウやタルタロスを消失させる為にははじまりのシャドウを倒す、頭ではわかっているけど『終わったらこれからどうする?自分の居場所は。』『でも仲間は大切だ』『母親を殺した奴に敵討ちを、でも相手は仇討ちせずとも死んでしまう、復讐とは?』そんな存在意義を問われた時人はどのような行動に走るか!!報われないと分かっていてもやってしまうのが人間のサガ。ドラマ性を交えてしっかり伝えてくれるところが好きだ。
アニメーションにはたくさんのイマジネーションとアイディアと再現できない世界がそこにある。それだけでお腹いっぱい。
そして最後に私はこの主人公結城くんがめちゃめちゃ好きで、現実に彼のような男性がいないかと本気で思ってしまうあたりに痛い一面を持っています。
表顔と裏顔ってやつね。
あっ!後この話は原作を知らないと乗りきれないてのは仕方ないと思う。