このレビューはネタバレを含みます
洗脳されて育った子供が母親を告発して殺された件、文化大革命のドキュメンタリーでも同じ事証言されてたのを思い出した
知識は悪とされ、図書館に豚が放たれてたエピソードが衝撃的過ぎる(でも兵隊の胸ポケット…
クメール・ルージュがプノンペン入りし、都市住民たちが農村へ下放される
ポル・ポトの夢想に従い学者も放逐した無謀な田園国家計画など上手くいくわけもない。それに巻き込まれた幾多の人の将来や命は奪われた。…
淡々とした口調で語られるのはポルポト政権の失政によってもたらされた悲惨な経験の数々。それらの告発であると同時に監督自身の内省的な物語だ。アームストロングの月面着陸に思いを馳せた自分や、飢餓で命を落と…
>>続きを読む1970年代のカンボジア政権を握ったポル・ポト政権、クメール・ルージュの支配を、生存者である監督が真正面から向き合った作品。
個人の抹消、理想主義の名のもと行われた弾圧や粛清。
それによって家族を…
この惨たらしい史実は自分が幼少期に起きていたこと(ベトナム戦争も)なんだけど、幼少期って世界のことなんて分からないの。両親は洋画や洋ドラマをテレビでよく見せてくれたしニュースだってバンバン見せられた…
>>続きを読むプノンペン生まれで1975年〜1979年のクメールルージュ支配下で家族を失い、のちにフランスで映画作りを学んだリティパン監督。
思い出の写真や映像は失われたけども彼の記憶を土人形の姿を借りてその半生…
ナチスばかりを見ていましたが、
初めてクメール・ルージュの非業を
きちんと勉強しました。
人々が亡くなった土で作った人形での劇。
こんな非人道的なことが起きていたなんて、
起きていた自体は知っていた…
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