このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
ベネディクトさん(アラン)が人とコミュニケーション取るのが苦手な数学の天才で、戦争中にナチスの暗号を解読する物語。(実話)
キーラナイトレイ大好きなので出てきた瞬間歓声上げてしまった。お美しい。
エニグマ(解読が不可能と言われていた暗号機械)のことは知ってたんだけど、何に出てきたんだっけ?
最近RSA暗号についての動画を見たばかりだったので内容がちゃんと理解できた。ハイルヒトラーの名前で暗号がバレちゃうなんてほんと皮肉。
大戦を早く終わらせるために、客船の民間人を犠牲にする選択をするシーン、同じ人間なのに他人の生死を選ばなきゃいけなくて辛かった。
そしてラストは同性愛者のアランが一年の収容の代わりにホルモン治療を選んで衰弱し、自殺を選んでしまう。半世紀前の話なのに、同性愛者は犯罪だったなんて。今でも全ての権利が認められているわけではないけど、早く平等に暮らせるようになって欲しい。
キーラナイトレイが、ベネディクトさんに私たちは普通には生きられないの。満足できないでしょ?と言うシーンが好き。
強烈な個性、能力を生かして自分の好きに生きるべきだよね。