ぺんぎん

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のぺんぎんのレビュー・感想・評価

4.2
チューリングやエニグマの予備知識なしにこの映画を見たのですが如何にチューリングが天才であったのかを知ることが出来ました。こんなにも偉業を成し得た人がイギリスによってエニグマ解読が公表されてすぐに称号を与えられず没後59年目の2013年にやっと死後恩赦が与えられたという事実にとても驚きを隠せません。。

暗号解読がこの映画の主となるとは思いますがやはりチューリングが同性愛者であったことにもかなり焦点が当てられてるなという印象を受けました。現在では多少同性愛者の方々への理解が進んでいますがチューリングが生きた時代は罪に問われてしまうほどに偏見があったのでチューリングの発明がたとえ偉業であったとしても国にとってチューリングは異質な存在であったから先ほど言ったように称号がすぐに与えられなかったのではないかと思わざるを得ないです。

チューリングが今の時代に生まれていたら少しは生きやすかったのでしょうか。そして私達が想像も出来ないような発明をしていたのかななど色々考えてしまいました。
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