むっちゃん

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のむっちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

天才って……やっぱ孤独
理解されないから…

たぶん…葛藤の連続
誰からも癒されない孤独なアラン

エグニマの暗号解読に成功しても、そのことが
敵にバレないよう情報の取捨をし
あえて、攻撃を回避させなかったなど
呵責に押し潰されそうになったろう
戦争の怖さがここにも…

彼の最後は、41歳で自殺だったと
悲しい
何故それを選ばなければいけなかったのか…
ひとつの謎

Wikipediaでアラン・チューリングを見てみると、彼の風変わりな事もでてくるが、
それらを笑おうとは思わない
アイツ変わってるから、とか聞くけど
そこには、個性とその人の人間味を感じられると思える
ジョーンも、それを感じて彼を理解しようとしたのでは…
ジョーン役のキーラ・ナイトレイがまたキレイ
良き彼の理解者だったのに…

「時として想像もしない人物が、想像もつかない偉業を成し遂げる!」その通りだったのか…
凡人には想像もしない人物だったかも
でも、彼はその可能性を自らに感じていたんだと思う…

ただ、彼の生涯が自殺で幕を閉じなければいけなかったのは…やはり悲しい