時代が憎いものの名作。皆がこれを見るべきでしょう。ありがたや映画です。バッチさんはいつも通り、どこか宇宙からきた人のようなルックを活かして遺憾なく天才を演じアゲていた。寒気がするほどスクリーンに釘づけになりました。特に自分はゲイなのに、ただ彼女が本当に必要だからという理由でするプロポーズシーン、表情やほんのわずかなジェスチャーで見事に体現していました。唯一ですばらしい愛のカタチ。
そして、事実とはいえこの二転三転するストーリーがサクサクーっと心地いい。ピュアに自分の研究を重ねようとする熱意を、あまりにも雑な理由で妨げられる、これは本当に悲劇です。
"Sometimes it is the people who no one imagines anything of who do the things that no one can imagine."と"Now, if you wish you could have been normal... I can promise you I do not. The world is an infinitely better place precisely because you weren't."
