ロビン

犯罪「幸運」のロビンのレビュー・感想・評価

犯罪「幸運」(2012年製作の映画)
3.6
内戦により悲惨な境遇を持つ不法滞在移民で娼婦の主人公イリーナとワンコと一緒に暮らすホームレスの若者カッレが出会い、不器用ながらに愛を育くんでいくストーリー。

ワンコのバイロンがめちゃめちゃ可愛い
かったのに、早い段階で亡くなってしまってショック。。
もっと3人での生活が観たかった。。
カッレがバイロンの着けていたバンダナをずーと手首に巻いてるのが切ない。。

二人の部屋の鹿の置物可愛い。
イリーナが大切にしている羊の刺繍がしてある可愛らしいテーブルクロスで、2人が並んでハチミツをかけたパンを食べてるシーン好き。
そして、このハチミツをかけたパンがとっても美味しそう!

この作品のテーマはひと言「罪の共有はめちゃくちゃ純愛」
それと、弁護士との縁は大切にしておこう!

後半ちょっとした、勘違いからカッレがとんでもない行動に。。
イリーナの客のデブが心臓発作で亡くなってしまいイリーナは気が動転して、部屋を出て行ってしまう。
普通ならすぐに警察に連絡して事情を説明すれば済むのだけれど、不法滞在の彼女は警察に関われない。。
部屋に帰ってきたカッレは死んでるデブは、イリーナが殺したのだと勘違いしてしまい。。。
 
最冒頭と最後に映る花畑が印象に残る。
そして羊たちとイレーヌ、どちらにもとれるエンディング。。


【ネタバレ】
  ↓



カッレが死体を運び出しすのに、死体を切断するんだけれど、どうせならもっと細かく切断しないとね!
埋めるの大変よ。
それから、普通真っ昼間に堂々と死体運び出して、近所の公園に埋めないでしょ。
それとベジタリアンで肉見るのもダメなのに、良く頑張って切断したね!
偉い!

死体損壊、死体遺棄ですぐ釈放されるのどーかと思うけれど、ドイツの刑法が行為無価値論という故意に非常に重きを置く司法である点を知ってないとなんだけど、それでもちょっとあり得ない〜笑
ロビン

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