故郷の内戦で両親が殺され、敵兵にレイプされ、ドイツで娼婦をしているイリーナと、ホームレスの青年カッレと出会い、恋をして幸せな日々を送り愛し合う。2人は、愛するがゆえに大変な過ちを犯してしまう...。
イリーナとカッレが出会ってから愛し結ばれるまでの過程が、丁寧に描かれていて良かった。ロマンチックで繊細かつ純粋に幸せを見出していき、終始、2人がどうなっていくのかと物語に引き込まれた。
イリーナ役を演じたアルバ・ロルヴァケルの繊細で体当たりな演技が、とても良かった。
エンディングの歌を歌っているのは、ヒロインのイリーナ役を演じたアルバ・ロルヴァケルとThees Uhlmann。アルバ・ロルヴァケルが歌っているからか、何回か繰り返し聴いてしまう印象に残る歌。