これはビックリ！映画のような本当の話！
富と名声を得たい夫。真実を語りたい妻。
時代もあるが、結局絵が有名になったのは、夫のビジネス戦略のお陰が大きいと思う。腹黒やろうでは片付けられない才能があったよね。それにしてもクズだけど。そのクズっぷりを見事に演じている俳優さんスゴイ!最初の感じのよい人からの豹変。後半裁判での一人二役は、もはやコメディー。
酷い目にあったエイミーだけど、ウォルターとの結婚は自分自身の選択であったろうし、結果絵が有名になって生涯描き続けることができたし、憎しみの中にはほんのちょっぴりの感謝はあるのかもしれない。
才能があるのに世に出れない芸術家って、今の時代だって沢山いると思う。流行りをつくる才能があったウォルター、そこに愛があれば、もう少し違う結末になったのに。
エンドロールでのご本人は幸せそうなおばあさんでよかった。
目は心の窓だそうで。コロナ禍でマスクだらけになってから、余計に目で伝え合う大事さを感じる。
面白かった。
