男性上位だった頃のアメリカ。
横暴な夫から娘を連れサンフランシスコに逃げたマーガレット。
そこでウォルターとの運命的な出会いをし再婚をする。
ウォルター・キーンの「ビッグアイズ」にはゴースト・ペインターがいた。
それは妻のマーガレットだった。
抑圧的は生活を送っていたマーガレットには明るく奔放なウォルターが新鮮で惹かれる気持ちはよくわかる。
大人しいマーガレットだからこそ、ウォルターも自分の思いのままに出来た様なもの。
現代のアメリカ人女性だったら難しかったのではないだろうか。
マーガレットも安定した生活を失うのも怖かったんだろうなぁ。
でもやはり悪い事は出来ない。
ウォルターの嘘も続かない。
目覚めたマーガレットの勝ち。
マーガレット役のエイミー・アダムスの控えめだな美しさが映える。
綺麗な人だ。
2人目の実在の人物を描いたティム・バートン監督作品。