櫻イミト

不良姐御伝 猪の鹿お蝶の櫻イミトのレビュー・感想・評価

不良姐御伝 猪の鹿お蝶(1973年製作の映画)
3.5
「キル・ビル」(2003)で「修羅雪姫」(1973)と共にオマージュされた一本。

明治末期の東京、幼い時に父を殺された女博徒・猪の鹿お蝶(池玲子)は仇を探して渡り歩いていた。一方、英国の女ギャンブラー・クリスチーナは離れ離れになった日本人の恋人を探していた。。。

東映ポルノの一本だが、海外からクリスティーナ・リンドバーグを迎えた一本目にスタッフ一同の気合が入っているのが美術や撮影から伝わってくる。

ただ、伝説的な名シーンである池玲子の”全裸殺陣”が前半にあるため、中盤が冗長に感じられるのが惜しいところ。
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