うめころ

花宵道中のうめころのレビュー・感想・評価

花宵道中(2014年製作の映画)
2.6
この作品は原作と漫画版を読んでいたので、「花宵道中」の章だけを抜き出すと、普通の(?)花魁の駆け落ちロマンスになってしまうかも、と思った。
各章で主人公が変わるオムニバス形式だからこそ、数奇で切ない深みが得られるような気がする。
特に第一部「花宵道中」は第三部の「青花牡丹」と深く関連があり、半次郎の姉で朝霧の姐女郎だった霧里の物語で、半次郎の生い立ちや今作の背景が更によくわかると思うので知って欲しいなぁ、と思う。
私は総合的に八津が好きだったなぁ。

映画に関しては安達祐実さんがすごく可愛いくて脱いだ事も含め気合い入っていたけど、もったいない感じもした。(なぜ)
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