ジブリ遠足で、20人の5歳児たちと一緒に観ました。
遊び心あふれる土星座の空間は、映画が始まるときのわくわく感もひとしお。たまらなく好き。
「たからさがし」はほとんど台詞がなくて、絵本のように温かい挿絵だけで物語がすすんでいく。
息ぴったりなゆうじとうさぎのころころ変わる表情。おばあちゃんのクッキーを紅茶に浸して食べるあの感じ。やわらかい春の野原。言葉で説明されなくても不思議なほどに伝わってくる。だけど感じ方は20人それぞれ違ったんだろうな。
ゆうじとうさぎがたからものを巡って競い合う姿を観て思いきり声を出して笑う子どもたち、その姿を見守りこのショートフィルムをみんなと一緒に観られるしあわせを噛みしめてこっそり涙を流す担任。。
子どもを惹きつける魅力が詰まってるなぁ。
「くじらとり」もそうだけど、こういう作品に触れて子どもの本質に改めて気づくことができるのでとてもありがたいです。
遠足後、原作の「たからさがし」を読んでみんなで余韻に浸っていました。
