【メリハリがない】
BS録画にて。
砂漠のど真ん中でならず者二人にロバと水を奪われた男。
数日放浪して死にかけたところで奇跡的に湧き水を発見。
そこで、駅馬車の馬と客に水を供給する中継地点の商売を・・・
というような筋書。
率直に言ってそれほど面白くありませんでした。
リアリズムだからかなあ。
物語にメリハリがなくて、素材が面白そうなわりには話の展開が地味なんですよね。
といってリアリズムに徹するわけでもない。
娼婦との関係なんか、牧歌的ですからね。(でも女優の魅力がイマイチ。)
好き者の牧師が登場したりして、いかにも派手な展開になりそうなのに、ならない。
その辺で中途半端な出来になっているような。
最後に自動車が登場するところは、いわゆる西部劇の時代が終わったことを暗示しているのでしょう。