砂漠の流れ者のYuyaのレビュー・感想・評価

サム・ペキンパー史上最高のポスターであって
西部劇史上 最も質素な映画かもしれない…
ただただ復讐の炎を燃やしながらも 水脈掘りに 土地買いに でもって美女とのロマンスにと 活発に立ち回るオッさんが なんとも愛らしくもある渋めの作品

時代を考慮すれば ウェスタン映画人気の終焉を さながらウェスタン時代の終焉と重ねていたんだろうか…終盤ではガソリン車まで登場し 儚くも道半ば命散る間際に 語られた牧師の言葉が なんとも空げに響いていたなぁ