真っ黒こげ太郎

プラネット・オブ・エイリアンの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

2.0
※結構ネタバレしています。予めご了承ください。
まぁ、ネタバレして困るような内容の映画じゃないし、別にいいか。w

木を傷つけず、人だけを殺す爆弾ってどんな爆弾だ!?
って言うか、最後の戦いの時ぐらいそれ使えよ…。w


低温睡眠で40年ぶりに地球に帰って来た宇宙飛行士達。
しかし、彼らは謎の男達に拘束され、奴隷として働かされてしまう。
そんな中、彼らの前に現れたのはシロアリ型の宇宙人。
地球は樹木目的で地球に侵略したシロアリ星人に支配されてしまっていたのだ!
奴隷たちから大統領が指揮している解放軍の話を聞いた宇宙飛行士は隙を見て脱出し、大統領に会いに行こうとするが…


久しぶりと思ったらそうでもなかったC~Z級映画のレビューです。w

お話自体は、ようある「解放軍が侵略者達と戦う」という王道な物だが、正直言って内容自体は安くて微妙!w

舞台は森の中に、戦隊物でよくある炭鉱みたいな所、後小さい村のセットくらいという低予算っぷり。
モノホンの爆破シーンがあったり、スタントの方々が見事に吹っ飛ぶシーンもあるが、アクションも平凡な出来。

主人公が実は整骨士で、整骨の技術で仲間を増やしたり、熱い精神で仲間を沢山増やしたりして最終的に大パーティになるのは面白かったが。
悪党にも改心のチャンスを上げたりしているのも好感触。
後主人公がMCUのヒーロー並に軽口が多かったりする。w

クライマックスはシロアリ星人との闘いが描かれるが、シロアリ星人がめちゃ弱い!!!
木の矢でアッサリ死に、そこら辺の工具に刺されただけでも死んじゃう。
最終的にショボい戦車を動員したりするものの、その後も戦車を火炎瓶で爆破されアッサリやられちゃう。終いには裏拳で2匹も気絶しまう始末。
何でこんな連中に負けたんだよ人類。w

正直、この手のB級~C級作品にしては死ぬほどつまらないというわけではないが、かなり微妙な作品。
良かったのは主人公のポジティブシンキングなキャラぐらいだろうか…。
あっちじゃテレビ用に作られた作品らしいからしょうがないっちゃしょうがないけど…。

まぁ、この手のB級~C級が好きならお好みで、そうじゃない人は特に観んでもいいと思う。w