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ミッシング・ポイントのmhのレビュー・感想・評価

ミッシング・ポイント(2012年製作の映画)
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アメリカで活躍していた超優秀な若者が911以降、ムスリムだったという理由でアメリカ社会からイジェクトされて、不可抗力でイスラム原理主義者となっていったというのが大まかな流れ。
アメリカがパキスタンで行っていた対テロ工作を軸に話が展開していく。ムスリムの若者が成功していくのを追っかけるのは中盤までで、後半はCIAエージェントとの緊張感あふれるやり取りが続く。
「理性が立ち上がってくるまえのほんの束の間、胸がスッとしたんじゃないか?」
このセリフが素晴らしかった。
アメリカという国を語るのに欠かせない「恐怖心」もあますとことなく描いてあった。
パキスタンはイスラム国家で、イスラム原理主義者や過激な活動家が多いことがわかってないと、ちょっと理解が追いつかない気もした。
もはや見る影もないケイト・ハドソンの佇まいも見どころ。
面白かった!
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