或痴呆の一生

ミッシング・ポイントの或痴呆の一生のレビュー・感想・評価

ミッシング・ポイント(2012年製作の映画)
3.5
あらすじからテロリストとの闘いを描くものだと思っていたが違った。
資本主義や自由主義、宗教に限界を感じながらも自身の信念を貫き生き抜いていく青年の物語である。

彼は暴力の世界に身を落とすことはなかったが、疎外感は人間の暴力性を容易に育てるのだと改めて実感させられた。