アメリカが中東を攻撃するのは正義で、報復するとテロリストと言われるけど、それは一方的な見方かもしれません。
主人公は真面目にアメリカで働いているのに、見た目だけで留置場に入れられたり、恋人からも人種をネタにされ、すこしづつ心が折れていきます。
それでもテロリストの考え方に全面的に賛同もしない。なぜ2つに分けるのかと葛藤し、友を失っても報復を望まない。
この映画がアメリカとイギリスの制作ということは、偏見に対して違和感を持つ人もいる、というところに希望を感じました。
ぜひ多くの人に見て欲しい映画です。