さて、どん尻に控えしは
五右衛門登場です。
待ってました！
前作の「シレンとラギ」がチョット陰な感じがあったので、このシリーズは陽気でイイぞ！
って思ってました。
でも、そのまた前の「ワカドクロ」程豪華なキャストでもないのがどうか？
でしたが、今回はストーリーが僕には好みの凝り方でした。
伏線に張られた謎もミスリーディングも、合間に散りばめられたギャグもね。
探偵の明智くんと印象つけておいてそっちなの！
なぁ～んて、巧いと思えたんです。
それで俳優陣も毎度ながらいい並びです。
まずは三浦くんがここまで歌って踊るとは！
蒼井さんの合間に見せる変顔がまた可愛くて、
渋いトコロで村井さん、麿さんの見せ場もいいのです。
古田さん筆頭の新感線メンバーは言うまでもなかったでしょう。
この劇団ですから「一夢庵風流記 / 隆慶一郎」を意識しているのでしょうが、前田慶次郎を演じるのが、橋本じゅんさんなのは悪くはないんだけれど、もっと大きくて格好の良いキャラであって欲しいかな？
まぁ、でも楽しかった。
このシリーズはまだありそうですね。
