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ゲキ×シネ「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII」のBCのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

数ヶ月前にゲキ×シネで観た『五右衛門ロック』の続編的な位置づけかと思っていたけど、新しいお話しでした。
明智小五郎と明智光秀をかけるナンセンスなダジャレぽい発想は新感線ぽいな。^^
芝居パートよりも歌が圧倒的に多かったので、実質ミュージカルでしたね。

三浦春馬は1幕の歌は声がノリきれていない感じで語尾が掠れ気味だったけど、2幕は声の通りが良くなって安定。
殺陣は俊敏、ダンスはキレキレで多彩だなと。
ケレン味のある台詞回しも独特。
シンプルだけどアクの強いメイクと相まって華がありました。
蒼井優は映画ではメンヘラ系のナイーブな役が多いけど、この作品では明るくイキの良い快活な役で生き生きしていた。
歌声もキレイでキュートでした。
確かなスキルを持っている人は映像(映画・ドラマ)・舞台の垣根は関係なく、どのフィールドでも輝けるんだなと二人を観ていて思いました。

吉田メタルは出てくるだけでインパクト大だけど、あの髪型は圧巻。^^
個性的な役者さんなのでもっと大きな役で観たい気もする。

高橋由美子は『ショムニ』以降、アイドルぽさが抜けてきたよね。
良い味出していましたね。
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