ちゃんこなべ

半分処女とゼロ男のちゃんこなべのレビュー・感想・評価

半分処女とゼロ男(2011年製作の映画)
2.7
「俺は誰なんだ?」
警察官の桜木はある日、自分のことに関する記憶がなくなってしまう。それと同時に人のおでこに数字が見えるようになり…

先日ラブドワンズを見て絶命しそうになりながら2秒でDVD差し替えたのがこちらの半分処女とゼロ男。こんな時助けてくれるのはやっぱり青春Hです。

今回、記憶をなくした桜木くんが何とか頑張って自分の情報を集めるわけですが、「桜木さん、前に処女とエッチすることが使命なんだ…とか言ってましたよねw」という友人の言葉を受け"処女とエッチすれば何かが分かる…!"と直感します。
それからはひたすらに桜木くんの大奮闘を見守るわけですがコレがなかなか面白い。こんな展開でありながら全く恋愛映画ではないんだよなあ。

物語の展開や発想などはよく出来てると思うけど、それゆえに投げっぱなしのラストが気になる…

劇中、「半分処女ってどういう状態なんだ?」って議論になり、色んな憶測が飛び交うシーンでふと思い出したのは、3年間彼女が居ながら童貞だったために「前戯王」ってあだ名がついた後輩。彼は元気だろうか…いまだに王様なのだろうか…