柊渚

シャーロック・ホームズVSモンスターの柊渚のレビュー・感想・評価

3.0
19世紀末、霧のロンドンはジュラシック・パークと化す!(公式)
絶滅したはずの古代生物による襲撃事件に小柄で冴えない小役感漂う名探偵ホームズとムチムチな相棒ワトソンが挑みます。

19世紀末のロンドンがジュラシックパークと化す!の時点でもう「???」でダメな気配しかしない。でも気になる…ということで好奇心に負けて鑑賞。こちらも山の日頂上決戦特集のラインナップの一つだったのでムービープラス侮れない…。


始まり方はそれなりにホームズっぽさがあったのですが、唐突に恐竜が現れて大変だー!ってなったと思ってたら、アイアンマンみたいなスーツを身にまとったホームズ兄がラスボスとして登場。

最終的に復讐のためロンドンの街を破壊すべく炎を吐くメカドラゴン(炎の射程距離は超短い)に乗ったホームズ兄に対し、武装高速気球に乗ったホームズがマシンガンをぶっ放しながら空中で追いかけ回すという、なんとも壮大な兄弟喧嘩が繰り広げられていました。

何を言ってるのかわからないと思いますが、私も何を観ていたのかよくわかってない…(゚´ω`゚)笑

実際モンスターが云々よりも、丈夫なロープとは名ばかりの極細ロープを命綱に決死の崖クライミングをさせられたり(しかも何の成果も得られない)、恐竜から逃げるための囮にさせられたり、ホームズの理不尽な扱いに振り回されるワトソンがとにかく不憫で可哀想だったな…という印象が一番強く残ってます( ;∀;)笑
ドラマでも映画でもホームズシリーズをちゃんと観たことがないのですが、大体ワトソンさんはこういう不憫な扱いを受けがち…?
でもこの二人の愉快な掛け合いは楽しくもありました!

ただし決死の崖クライミングシーンでおおよそ10分間ワトソンのむちむちなお尻を見せられたり、緊迫感に欠けるシーンで森の中を仲良く駆け回る二人のおじさんを5分間ほど見守り続けたときの心情はどうか察してください…()

なお推理はほぼしていません。
いろんな意味で謎が謎を呼ぶ映画。
後半のスチームパンクな世界観とCV.小杉十郎太は素敵でした(*´ `*)
柊渚

柊渚